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【2022年版】第6世代移動通信(6G)で活躍期待の関連銘柄とは?

6G

わたしたちの生活にインターネットはいまや欠かすことのできないものとなりました。とくにスマートフォンを通じたネット通信は、全世界を支えるインフラといえるでしょう。

日本では5Gと呼ばれる通信システムが一般的に普及していますが、株式市場においては5Gに続く次世代の通信システム「6G(第6世代移動通信システム)」へ熱い視線が注がれています。

これらの覇権争いは、政府からの支援も期待できることから、6Gは国策テーマの中でもビッグテーマになることが予想されます。

そこで本記事は6G(第6世代移動通信システム)に焦点を絞り、関連企業を紹介します。

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第6世代移動通信システム(6G)の普及がもたらす変化とは?

まずは5Gから6Gへ変化することで、私たちの生活にどのような変化が起きるのかみていきましょう。

①遠隔医療や自動運転車が現実味を帯びてくる

わたしたちの生活において、5Gがこれから6Gに進化することで、以下のような変化があると言われます。

  1. 通信速度が5Gの10倍(100Gbit/秒)
  2. ネット回線への同時接続が10倍
  3. 通信領域の拡張
  4. 超低消費電力の実現

2022年時点では5Gが一般的な通信システムとして世界中で導入が進んでおり、高速通信かつ低遅延というこれまで実現できなかったことができるようになりつつあります。

例えば、4Kや8Kといった高画質の動画を瞬時にダウンロードできたり、自動運転車が革新的な進歩を遂げるなど、各産業でイノベーションが期待されています。

現行の5Gは「自動運転車」「IoT」「AI」「VR」「遠隔操作」など高速通信・低遅延の技術革新に恩恵を受けた産業が多くあります。

これが6Gに進化すればより安定した通信技術になりますので、遠隔操作(遠隔医療やリモート養殖)や自動運転車は中長期で成長が期待できる産業といえるでしょう。

②リアルタイムで大容量通信が可能になる

Meta-メタ(旧.Facebook)

6Gが普及すれば、より仮想現実の利用機会が増えるといわれています。

例えば、離れた場所にいる友人と映像を送り合うVRの進化を体験できたり、世界ツアーを行っているアーティストのライブに遠隔参加ができたりとエンタメ業界へ与える影響も大きいと言われています。

5G時代には高速通信・低遅延が当たり前になりましたが、6G社会ではそれがさらに進化し、リアルタイムでの大容量通信が出来るようになります

これにより、遠隔医療の実現やバーチャル空間の価値向上などが生まれることが期待されています。そのため、仮想現実に関するニュースも併せてチェックしておきましょう。

バンドッグ
バンドッグ
仮想現実の事業「メタバース」は世界中で広がりを見せており、米国企業の Facebookも社名を Meta Platforms(メタ・プラットフォームズ)に変更したぞ。
メタバース
日本の大手企業が"メタバース"に投資をする理由と今後の見通しアメリカの大手企業Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変更したことで、メタバースへの関心が高まっています。 日本では任天...
  • 超高速通信や同時接続が実現できる
  • 仮想現実が価値を持つ時代がやってくる
  • 6Gはエンタメ業界へ与える影響が大きい



第6世代移動通信システム(6G)の関連銘柄とは?

つづいては、6Gの関連銘柄を紹介します。

第6世代移動通信システムの関連銘柄はこちら

証券コード企業名一言コメント
1417ミライト・ホールディングス基地局向け工事
1721コムシスホールディングス基地局向け工事
1951協和エクシオ基地局向け工事
1973NECネッツアイ基地局向け工事
4063信越化学工業光ファイバーなどの生産強化
4485J TOWER通信キャリアの共用化
5802住友電気工業窒化ガリウム通信システム提供
6701NEC監視カメラでトップ技術
6754アンリツ通信計測器で世界トップクラス
6762TDKリチウム電池で世界トップシェア
6976太陽誘電次世代デバイスの部材製造
9432日本電信電話6G 通信提供事業者
9433KDDI6G 通信提供事業者
9434ソフトバンク6G 通信提供事業者
9436沖縄セルラー電話6G 通信提供事業者

6Gは次世代の通信システムとして、わたしたちの生活をより便利なものにしてくれるでしょう。

こうした通信システムの進化は、あらゆる産業の技術革新に大きく関わっていますので、通信関連はこれからも注目しておきたいですね。

おすすめの6G 関連銘柄3選

6G

この記事でおすすめする関連銘柄は以下の3社です。

  1. 東日本電信電話<9432>
  2. TDK<6762>
  3. ミライト・ホールディングス<1417>

それでは、各社の特徴などを確認していきましょう!

東日本電信電話【9432】

東日本電信電話(NTT)<9432>は日本を代表する大手通信企業です。

2020年にはNTTドコモ<9437>を完全子会社化する為に、TOB(株式公開買い付け)を実施して話題を呼びました。6G時代もNTTは非常に有力関連銘柄となるでしょう。

さらにNTTはインテル<INTC>ソニーグループ<6758>とIOWN構想の設立メンバーとして6G(第6世代移動通信システム)を推進する企業になっています。
つまり、NTTは次世代の国策テーマ銘柄でも中核企業に位置付けられます。

NTTは配当利回りが約3.4%、株主優待制度では自社ポイントの付与(dポイント)がもらえます。そのため、投資初心者におすすめです。

TDK【6762】

TDK<6762>は自動車からスマートフォンまで幅広い電子部品を製造する大手企業です。

TDKは日本法人でありながらも、売上高の約8割は海外事業から稼いでいます。そのため、為替の影響を受けやすい側面は理解しておくと良いでしょう。

TDKの製品はスマートフォンなどのモバイル向け電子部品から、電気自動車向けの部品製造を手掛けています。

そのような幅広い事業領域からTDKは以下のような「テーマ銘柄で取り上げられます」

TDKの関連テーマ

  • 全個体電池
  • 太陽光発電
  • 円安メリット
  • 中国(チャイナリスク) 等々

ミライト・ホールディングス【1417】

ミライト・ホールディングス<1417>は先ほどの東日本電信電話<9432>を主要顧客とする通信工事企業です。

通信工事といえば、国内事業を想像される方も多いと思いますが、ミライト・ホールディングスは海外展開にも積極的です。

現在、ミライトHDは約100カ国以上で通信工事の実績があり、高い技術力をグローバル展開しています。

国内の通信整備もすごく重要ですが、企業の中長期成長を見た場合、世界中で競争力があることはとても大切です。そういった面で同社はかなりの実績があるため、グローバル市場の通信整備で恩恵を受ける可能性が高いでしょう。

また売上高・利益共に上場後ずっと成長が続いていますので、これからの中期的な成長に期待が高まります。



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例.株主優待制度がある銘柄を探す場合

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(2)「株主優待」ありにチェックをつける

(3)「条件追加」から希望条件を選択

企業分析をおこなう

最後はスクリーニング後に残った選りすぐりの企業をより深く分析していきましょう。

売上高、経常利益などの業績推移はもちろんですが、配当利回りや企業HPに記載されている株主還元方針を確認しておくとよいでしょう。

あなたのスクリーニング次第では、継続的な配当(インカムゲイン)だけでなく、値上がり(キャピタルゲイン)まで期待できる「お宝銘柄」と出会えるかも知れません。

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この記事のまとめ

本記事では第6世代移動通信システム(6G)の関連銘柄を紹介しました。

これからは離れた場所にいる友人が目の前にいるような感覚をバーチャル空間で体験できたり、世界ツアーを行っているアーティストのライブに参加ができたりとエンタメ業界へ与える影響も大きいと言われます。

5Gは高速通信・低遅延が当たり前になりましたが、6G社会ではそれがさらに進化し、リアルタイムでの大容量通信が出来るようになります

これにより、遠隔医療の実現やバーチャル空間の価値向上などが生まれる為、仮想現実に関するニュースも併せてチェックしておくようにしましょう。

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大学生時代に投資を始めた個人投資家。株式投資を中心とした「銘柄」「資産運用」に関する情報を発信します。お仕事のお問合せまたはTwitter DMよりお願い致します。




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