資産運用

【2023年】億り人・井村俊哉さんの投資手法から学ぶ

井村俊哉に学ぶ投資手法(運用方針)

積立NISAやiDeCoなどのインデックス投資(投資信託)に比べて、個別株への投資は難しいと言われます。

なぜなら、個別株投資はS&P500などのインデックス商品より高い利益を目指すという意思表示であり、これを我流で成し遂げるのは非常に難しいからです。

本記事では、株式投資で資産100倍超を達成した億り人・井村俊哉さんの投資手法から株式投資の極意を学んでいきましょう。

利益を最大化するための3つの運用方針

はじめに、個人投資家の井村俊哉さんは自らの投資思想において「常にマーケット(市場)を上回る利益(α)の極大化・最大化を目指している」と述べています。

一般的なインデックス投資の運用成果は年間約5~7%と言われていますので、個別株投資では、これ以上の利益を目指す必要があるといえるでしょう。

それでは、マーケットを上回る「利益(α)の最大化」を実現するため、井村氏が大切にしている運用方針を3つ紹介させていただきます。

【重要】3つの運用方針

①2倍取れると思う銘柄へ投資しよう
②銘柄の数年後をイメージして投資しよう
③αを精査して集中投資しよう

2倍取れると思う銘柄へ投資しよう

2倍取れる銘柄へ投資しよう

運用方針1つ目は、”2倍取れると思う銘柄へ投資しよう”です。

これを聞いてダブルバガー(2倍株)が見つけられるなら苦労しない!と考える人もいると思いますが、こんな考え方もできるでしょう。

それは...“現在価値が半額に見える銘柄へ投資する”ということです。

現在価値が半額に見える銘柄へ投資する

もう少しかみ砕いていきましょう。

例えば、現在の市場価値で100億円程度つくはずの企業が、時価50億円で放置されているとします。

その場合、市場価値100億円に回帰するストーリーが立てられるので、「リスクが極めて低い」投資を行なうことができるでしょう。

つまり、運用方針1つ目の”2倍取れると思う銘柄へ投資する”という言葉は…
“現在価値が半額に見えるリスクが極めて低い銘柄へ投資する”と言い換えられます。

バンドッグ
バンドッグ
バリュー(割安株)投資は「投資の神様」と称されるウォーレン・バフェットが得意とする手法だぞ。

表現の違うはあるものの、本質的に言っていることは同じだな。

②銘柄の数年後をイメージして投資しよう

銘柄の数年後をイメージして投資しよう

運用方針2つ目は、“銘柄の数年後をイメージして投資しよう”です。
個別株投資ではインデックス以上の利益を目指す必要があると井村氏は述べています。

なぜなら、個別株投資はインデックス投資に比べて、はるかにリスクが高いからです。

もし、あなたが個別株投資を行っていて、年間リターン(運用成果)がインデックス並みなのであれば、インデックス投資100%への切り替えも検討すべきかもしれません。

(目指すゴールは人それぞれですが…)

最近は、個人投資家の多くが短期的な利益を求めて「短期売買」を行なっており、短期売買は競争が激しくなっています。

そのため井村氏は結果的に“α(超過利益)が少なくなっている”とも述べています。



そこで考えたいのが、時間軸を2~3年先に置いた投資です。

時間軸を2~3年先に置くメリット

・目先数%の値動きが気にならない
・会社員などの兼業投資家も実践しやすい
・心を揺さぶられなくなる

ここで重要なのは、時間軸を短期目線から長期目線に移すことで、目先数%の値動きが気にならなくなります
そのため、投資する際に描いた”シナリオ”からの変化を確認すればOKです。

近年はSNSの普及に伴って、個人投資家の多くがTwitterやYahoo!掲示板などの意見を参考に、”短期的な値動き”を追うようになっています。

今一度、銘柄の数年後をイメージして投資するように心がけてみましょう!

バンビーノ
バンビーノ
もしかしたら、22年の株式市場が調子よくなかったことも影響しているかもしれません。

③αを精査して集中投資しよう

αを精査して集中投資しよう

運用方針3つ目は、“α(超過利益)を精査して集中投資しよう”です。

1つ目の運用方針「2倍取れると思う銘柄へ投資しよう」という想いで見つけた優良銘柄はたくさん買った方が良いでしょう。

なぜなら、銘柄分析を重ねた結果「リスクが極めて低い」状態を作り出せているはずだからです。

しかし、集中投資は大きな損失を被る可能性があるため、しっかりα(超過利益)を精査する目利きが大切でしょう。

また、投資の大原則は”分散投資”です。

金融庁が公表している「投資の基本」でも、分散投資の重要性が細かく書かれています。
マーケットを上回るα(超過利益)を探す自信がない投資初心者の人は、分散投資を選択するようにしましょう!

井村俊哉さんは特殊な訓練を受けている投資家です。集中投資はあくまで参考程度にしておきましょう。

>>金融庁:投資の基本(NISAを始める前に)

まとめ

この記事では億り人の井村俊哉さんが心がけている投資の運用方針を紹介してきました。

井村氏は「常にマーケット(市場)を上回る利益(α)の極大化・最大化を目指す」ために、たくさんの開示資料を読み、短期的なトレードは決して行わない。

そして、時間軸2~3年という銘柄の数年後をイメージして集中投資する。

こうして大きな財を成した個人投資家から学ぶことがあったのは、私だけではないはずです。

【まとめ】3つの運用方針とは?

①2倍取れると思う銘柄へ投資しよう
②銘柄の数年後をイメージして投資しよう
③αを精査して集中投資しよう

最近はTwitterなどのSNSが活発になったことで、多くの個人投資家が目先の利益を追い求める”短期目線”になっているように思います。

個人投資家が短期利益を追い求めることで、マーケットで大きな利益は取りづらくなるでしょう。

そうしたときは本記事を思い出して、ぜひ個人投資家の強みである”時間”を有効活用いただけたらと思います。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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大学生時代に投資を始めた個人投資家。株式投資を中心とした「銘柄」「資産運用」に関する情報を発信します。お仕事のお問合せまたはTwitter DMよりお願い致します。




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