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FUNDINNO(ファンディーノ)の評判とは?メリット・デメリットを徹底解説

FUNDINNO(ファンディーノ)は、日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスです。

投資家は有望なベンチャー企業に投資する機会を得るだけでなく、税制優遇措置も受けることができます。

本記事では、FUNDINNOの評判やメリット・デメリットについて詳しく解説します。

ベンチャー投資に興味がある方、自分に合うクラウドファンディングを探している方はぜひ参考にしてみてください。

本記事の要点まとめ

・国内最大手の株式投資型クラウドファンディング
・累計成約額95億円、11万人以上のユーザー数
・上場やイグジットの実績がある
・ベンチャー企業を応援したい人におすすめ

FUNDINNO(ファンディーノ)とは?

FUNDINNO(ファンディーノ)の評判とは?メリット・デメリットを徹底解説(出典:FUNDINNO 公式サイトより)
運営会社株式会社FUNDINNO
事業内容株式投資型クラウドファンディング
累計成約額96億1,655万円
累計成約件数315件
ユーザー数118,711人

※2023年2月時点の情報となります。最新情報は公式サイトを参照ください。

FUNDINNO(ファンディーノ)は、日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスを提供する”パイオニア企業”です。

国内シェアNo.1という圧倒的な実績を誇り、過去には掲載企業が新規上場(IPO)やイグジット(創業者が株式や事業を売却し利益獲得するなど)を達成しています。

一般的にスタートアップやベンチャー企業への投資は、数百万円~数億円といった多額の出資が必要になることから、個人投資家が直接投資する機会はそう多くありません。

しかし、クラウドファンディングの仕組みを上手に活用することで、『FUNDINNOは1口数万円~10万円程度の小額投資を実現』しています。

そもそも、クラウドファンディングは資金調達したい人のプロジェクトに対して不特定多数が支援をおこなうシステムです。プロジェクトを支援することで、商品やサービス体験などのメリット(権利)を得ることができます。

株式投資型クラウドファンディングでは、投資するリターンとして株式が発行されます。

そのため、企業が成長すれば株式価値の向上が期待できる点が魅力です。

また、FUDINNOは総合証券会社同様の「第一種金融商品取引業者」という免許を持っており、複数の公認会計士等による厳正な審査を通過したベンチャー企業のみが掲載されています。

\ベンチャー企業に投資する/

FUNDINNO(ファンディーノ)のメリットとは?

退職金制度

続いて、FUNDINNOを利用するメリットを紹介します。

メリット①ベンチャー企業に投資が出来る

従来の株式市場では、個人投資家が非上場企業のスタートアップやベンチャーに投資することはできません。

なぜなら、ベンチャー企業への投資が数百万円~数億円といった多額の出資が必要になるからです。

しかし、FUNDINNOは”クラウドファンディング”の仕組みを取り入れることで、1口数万円~10万円程度の少額から投資ができます。そのため、数多くの個人投資家が利用しています。

メリット②大きなリターンを得られる可能性がある

FUNDINNOを通じて投資した企業の株式は、投資先の企業が新規上場(IPO)やイグジットすれば、投資金額より大きなリターンを得られる可能性があります。

例えば、2022年8月にはInnobation Farm株式会社が東証プライム上場のあいホールディングス株式会社にM&Aを成立させ、最大で4.4倍の投資回収を実現しました。(出典:PR TIMES

ただし、ベンチャー企業への投資はハイリスク・ハイリターンであることを忘れてはいけません。

メリット③エンジェル税制による優遇措置がある

エンジェル税制とは、ベンチャー企業への投資を促進する目的で作られた個人投資家に対する税制上の優遇措置です。

日本政府が認める優遇措置であるため、ベンチャー企業を応援したい投資家にとって利用しない手はないでしょう。

投資先企業によっては、投資時点・売却時点のいずれかで優遇措置を受けることができます。

優遇措置A(企業への投資額-2,000円)をその年の総所得金額から控除設立5年未満のベンチャー企業への投資が対象です。総所得金額の40%と1,000万円(令和3年1月以降は800万円)低い方を上限とした控除対象となります。
優遇措置B企業への投資額全額をその年の株式譲渡益から控除設立10年未満のベンチャー企業への投資が対象。Aのような上限はなく全額が控除対象となります。

※中小企業庁(エンジェル税制のご案内)2023年2月時点の情報となります。

補足情報ですが、FUNDINNOに掲載されているすべての企業がエンジェル税制の優遇対象ではありません。

これからFUNDINNOを通じて投資を検討する場合、エンジェル税制の対象企業であるかなど募集要項を事前に確認するようにしましょう。



メリット④株主優待を得られる可能性がある

日本国内の上場企業のなかには、”株主優待制度”を導入している企業もありますが、ベンチャー投資でも投資金額に応じて株主優待がもらえる企業があります。
株主優待制度とは、企業が自社株を購入してくれた株主に向けて、自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度です。

株主優待は任意の制度であるため、すべての企業が実施しているわけではありませんが、上場企業のうち約1,487社(全体の約40%)が優待制度を導入しています。(出典:松井証券

過去には焼肉店を運営する企業が食事券1万円程度を株主に贈呈したり、新しいサービスの体験権利を贈っている企業などがあります。

ぜひ、ベンチャー企業へ投資する場合も株主優待の有無は確認してみましょう。

メリット⑤FUNDINNO MARKET(ファンディーノ マーケット)で売買可能!

一般的に非上場企業の株式は証券会社や証券取引所で自由に売買できません。

そのため、流動性の低さが大きな課題となっています。

しかし、FUNDINNOは非上場株式を売買できるサービス『FUNDINNO MARKET(ファンディーノ マーケット)』を提供しています。

FUNDINNO MARKETでは、非上場株式を好きなタイミングで売買することが可能です。

FUNDINNO MARKETが非上場株式を売買できる理由は、日本証券業協会が提供する「株主コミュニティ」という制度を用いていることにあります。

こうした流動性の確保も日本最大級のFUNDINNOならではのメリットと言えるでしょう。

FUNDINNO(ファンディーノ)のデメリットとは?

アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド

次は、FUNDINNOのデメリットを詳しく解説します。

デメリット①ベンチャー投資はハイリスク&ハイリターン

非上場企業への投資は、大きなリターンを得られる可能性を秘めていますが、事業環境が大きく変化した場合は倒産リスクがグッと高まります。
つまり、ベンチャー投資はハイリスク&ハイリターンと言えるでしょう。

2022年時点で倒産件数は年間8件となっていますが、累計成約件数は307件です。倒産割合はおよそ0.02%、確率はかなり低いと考えられます。

デメリット②投資家登録の審査が厳しい

ベンチャー企業への投資は前述の通り、ハイリスク&ハイリターンです。

そのため、FUNDINNOに投資家登録する際は厳しい審査に通過する必要があります。

FUNDINNOの公式サイトに掲載されている審査基準は以下のとおりです。

  1. 1 年以上の有価証券の売買等の投資経験がない方
  2. 金融資産を300万円以上保有されてない方
  3. 満20歳未満の方及び満80歳以上の方
  4. 投資資金の性格が生活費・借入金・使途確定金等の方
  5. ご本人様以外でお申込みをされる方
  6. 暴力団員、暴力団関係者あるいは総会屋等の反社会的勢力(第7条で定義する)に該当される方
  7. 海外にお住まいの方、海外に居住地国を有する方等
  8. 米国市民(米国籍保有者)、グリーンカード保有者又は米国居住者の方
  9. 既に当サイトの投資家登録をされている方(重複登録は不可)
  10. 成年後見人制度に係る家庭裁判所の審判を受けた方等
  11. 外国政府等において重要な公的地位にある(あった)方及びその家族の方
  12. 法人の方(現在、法人の方の投資家登録は受け付けておりません)

(引用元:FUNDINNO 投資家向け取引約款

デメリット③非上場株式は自由に売買できない

非上場株式の株式は証券会社や証券取引所で自由に売買できません。

一般的な上場企業の株式であれば、一定の流動性が確保されているため好きなタイミングで売買することができます。

一方で非上場企業の株式は一般市場で売買できないので、前述のFUNDINNO MARKET(ファンディーノ マーケット)のような株主コミュニティを活用する必要があります。

デメリット④投資額に制限が設けられている

FUNDINNOでは個人投資家が1社に投資できる金額は年間50万円までと制限が設けられています。

投資の大原則「リスク分散」という観点では安心できますが、大きくリスクを負った投資ができないため、イグジットした場合もリターン金額が限られてしまいます。

\ベンチャー企業に投資する/

FUNDINNO(ファンディーノ)の良い評判・口コミとは?

続いて、FUNDINNOの良い評判・口コミについて紹介します。

  1. 経営者と意見交換する機会がある
  2. 税制優遇制度が節税に繋がっている
  3. 一緒に成長を実感できる
ベンチャー企業をした先の会社が伸びていくのを見るのは楽しい。お金だけ投資して眺めるだけでなく、投資家が経営者と一緒に成長していく過程が楽しいと思う。(50代男性)
エンジェル税制がきっかけでFUNDINNOをはじめた。今では全ての案件を見るのを楽しみにしている。(40代男性)
IRで展示会に出たとか、店舗を出したなどのニュースが来ると、実際に足を運ぶようにしている。ベンチャー企業の成長が実感できて楽しい。(30代男性)

FUNDINNO(ファンディーノ)の投資回収事例

続いて、FUNDINNOの投資回収実績を見ておきましょう。

企業名投資回収
までの期間
投資回収方法リターン
株式会社ハーバルアイ
(旧社名株式会社漢方生薬研究所)
1年5ヶ月事業会社による一部買付1.5倍
株式会社nommoc1年9ヶ月事業会社による一部買付1.5倍
社名非公開1年3ヶ月ファンドからの買付1.2倍
社名非公開2年11ヶ月ファンドからの買付1.3倍
社名非公開4年7ヶ月自社による買取1.57倍
社名非公開2年4ヶ月自社による買取1.07倍
琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社TOKYO PRO Marketへ上場1.4倍
Innovation Farm株式会社2年11ヶ月M&A1.1 ~ 4.4倍

※2022年9月時点での実績になります。最新情報は公式サイトを参照ください。

よくある質問と回答

最後にFUNDINNOに関するよくある質問と回答を紹介します。

法人投資家の登録もできますか?

2022年1月28日に金融商品取引法の一部が改正がなされ、株式投資型クラウドファンディングについてルール変更がありました。

FUNDINNOでは、2022年9月より特定投資家制度を導入しているため、法人投資家も登録可能です。

最小投資金額はいくらからですか?

最小投資金額は企業ごとに異なります。そのため、各企業の募集ページを確認してください。

ひとつの目安として、多くの企業は約10万円からの投資が可能です。また、1社あたり1年間の投資額は50万円が上限となります。

【まとめ】ベンチャー企業を応援したい人におすすめ

FUNDINNO(ファンディーノ)の評判とは?メリット・デメリットを徹底解説(出典:FUNDINNO 公式サイトより)

本記事はFUNDINNO(ファンディーノ)の評判やメリット・デメリットを解説しました。

ベンチャー企業への投資は新規上場(IPO)やイグジットまで時間がかかるため、長期的なリターンやリスクと照らし合わせて自分に合った投資をしていきましょう。

また、株式投資型クラウドファンディングサービスを活用する際、大切なのはベンチャー企業を応援したいという気持ちです。

株式投資やクラウドファンディングを通じて、日本経済に貢献したい人、ベンチャー投資に興味がある人はすぐに投資家登録しましょう。

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FUNDINNO(ファンディーノ)
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バンビーノ
大学生時代に投資を始めた個人投資家。株式投資を中心とした「銘柄」「資産運用」に関する情報を発信します。お仕事のお問合せまたはTwitter DMよりお願い致します。




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