JPX日経インデックス400の構成銘柄が定期入替されます。そこで本記事では、新規構成銘柄を確認した上で、期待できそうな銘柄をピックアップしました。
2022年4月4日には市場再編が控えており、新しいインデックスの誕生も期待されますから、その点も踏まえてプライム市場の新規構成銘柄とJPX日経インデックス400の双方で組み入れが期待される企業を振り返る機会にしていただければと思います。
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JPX日経インデックス400とは
JPX日経インデックス400とは、日本証券取引所と日本経済新聞社が選定した”投資者にとって投資魅力の高い会社”で構成された株式指数のことを意味しています。
銘柄の選定基準をざっくり説明すると、業績赤字や整理銘柄等などの問題児除いて、時価総額や直近3年間のROEや営業利益を加味しているとされています。
JPX日経インデックス400について詳しくは下記、URLをご参照ください。
http://www.jpx.co.jp/markets/indices/jpx-nikkei400/
採用銘柄と除外銘柄について
2021年8月6日に正式発表された定期入替では41銘柄が新規追加され、40銘柄が除外されることになりました。本章では、新規で採用された銘柄と除外されることになった銘柄を詳しく見ていきたいと思います。
除外された銘柄とは
(出典:日本証券取引所グループ 開示資料より)
上記資料はJPX日経インデックス400の「除外リスト」です。
今回、注目したい除外業種は以下の通りです。
- 製鉄業
日本製鉄<5401>やJFEホールディングス<5411>
今回、製鉄業界の代表銘柄である上記2銘柄も除外リスト入りとなりました。 - 小売業
イオン<8267>や楽天グループ<4755>など大手小売業者も除外リスト入りすることになりました。逆にヤオコー<8279>は銘柄リスト入りを継続しています。 - 陸運業
東日本旅客鉄道<9020>や西日本旅客鉄道<9021>を中心にほかに私鉄各社も除外リスト入りすることになりました。夏以降で指数入りしている陸運業の銘柄は、東海旅客鉄道<9022>と阪急阪神ホールディングス<9042>の2銘柄に限定されています。 - 空運業
日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>、エイチ・アイ・エス<9203>が除外されることになりました。JPX日経インデックスに空運業界は組み入れされない結果となっています。
コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けている企業群が、今回の入替で除外リストに名を連ねています。
採用された銘柄とは

(出典:日本証券取引所グループ 開示資料より)
上記資料はJPX日経インデックス400の「新規採用リスト」です。
今回、注目したい業種は以下の通りです。
- 海運業
日本郵船<9101>や商船三井<9104>など好業績な銘柄が加えられることになりました。海運業は好業績に伴う増配を次々と発表しているので、個人投資家からも注目度の高い業種ではないでしょうか。 - 再生可能エネルギー
イーレックス<9517>やレノバ<9519>など再生可能エネルギーのテーマ投資でも選ばれる企業が好業績のため、今季より新規採用されることになりました。 - テクノロジー
ラクス<3923>やGMOファイナンシャルホールディングス<7717>を筆頭にワコム<6727>、オプトラン<6235>など新規採用銘柄が続きます。現採用銘柄では大手企業が名を連ねていますので、これからも継続採用されることを期待したいですね。
8月31日適用となる400銘柄リストは下記URLよりご参照ください。
https://www.jpx.co.jp/news/1044/nlsgeu000005ph3s-att/data3_j.pdf
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新規採用の注目銘柄について
新規採用が決定した41銘柄の中から、筆者が注目する企業をいくつかピックアップしたので今後の参考にしていただければと思います。
ラクス<3923>
ラクス<3923>は中小企業向けのクラウドサービスを提供しています。ストック収益の継続増加と減価率の低減により、EPSの継続的成長が見込めます。新中期経営計画(2026年目標)では、売上高のさらなる成長を目標としています。
(出典:ラクス IR資料室より)
株価チャートでも直近で約1,000円ほど値上がりしていますが、信用倍率0.3倍まで基準値が下がっています。これから機関投資家による「買い」が入ることも予想されますので、積極的に監視していきたい銘柄になります。
年度が変わる際に、東証マザーズから東証1部へ市場変更した銘柄なだけあって、個人投資家からの「買い」もかなり期待できそうです。
ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>
ジャパンエレベーターサービスホールディングス(6544)はエレベーターやエスカレーターの保守点検を収益の柱としています。保守契約における業績が「上期変調」型の決算内容となります為、決算内容を見る際には注意が必要です。
(出典:ジャパンエレベーターサービスホールディングス IR資料室より)
(出典:ジャパンエレベーターサービスホールディングス IR資料室より)
事業の柱となる「保守契約数」が順調に右肩上がりへ推移している為、今後も継続的な成長が期待できそうです。上記資料にも記載されていますが、これからは新設された「メディア事業」と保守・保全サービスの海外展開について注視する必要がありますね。
ベルシステム24ホールディングス<6183>
ベルシステム24ホールディングス(6183)はコールセンターなどのBPO事業(Business Process Outsourcing)を展開しています。東京五輪が終了した為、これから選挙へのテーマ関心が高まる可能性が高いので、注目度は高いと言えそうです。

同社は中期目標として配当性向50%と定めています。上記資料にも記載されているAI技術によるコンタクトセンターは、担い手不足が深刻化する日本において、業務請負のBPO事業は中長期で継続成長が望めます。
まとめ
JPX日経インデックス400に選定されるためには、継続的なROEと高い営業利益、そして高い時価総額を持っていることが必須条件になる。
除外対象になった銘柄
コロナウイルス感染症の拡大で大きく影響を受けた業種が外れるケースが多い。
特に陸運業・空運業は2020年に引き続き、以前のような決算内容は期待できず、定期入替により除外リスト入りすることになった。
JPX日経インデックス400について詳しくは下記、URLをご参照ください。
http://www.jpx.co.jp/markets/indices/jpx-nikkei400/
新規採用の注目銘柄
- ラクス<3923>
- ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>
- ベルシステム24ホールディングス<6183>
今回はここまで。
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