2022年4月6日、岸田現総理から経済政策を発表することが濃厚と報道され、アフターコロナといわれる「イベント系企業」が再注目されています。
本記事は政府が押し薦める「ワクワクイベント」で業績追い風を受けそうな企業について書かせていただきます。
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ワクワクイベントとは!?
まずはワクワクイベントについて復習しておきましょう。
ワクワクイベントの概要
ワクワクイベントは相次ぐ「蔓延防止措置」で意識づいた外出自粛と休業要請で疲弊した飲食店などを刺激するための日本の経済政策です。
これまでは「GoTo~」という名称が改めて「ワクワクイベント」に変更されています。本キャンペーンはワクチンの接種歴、または、PCR検査などの検査結果の陰性確認を条件に、イベントやエンタメのチケットを購入した消費者に対して割引などを実施する内容になる見込みとされ、オフラインイベントに拍車がかかることが予想されています。
過去には2020年4月7日、政府が事業規模108兆円にもおよぶ新型コロナウイルス感染症緊急経済対策を実行するため、補正予算案を閣議決定しました。
ワクワクイベントの種類について

ワクワクイベントですが、細かく分けると結構な数に分かれます。
中でも個人消費者に密接に関連するのは旅行系のイベントや飲食系のイベントではないでしょうか。
これから世間はゴールデンウィークが楽しみで仕方なくなるでしょうから、この辺りの関連企業には注目しておきたいですね。
参考:過去のキャンペーンはこちら
- 旅行費用を補助「Go To トラベル」
- 飲食需要を喚起「Go To Eat」
- イベントを補助「Go To イベント」
- 商店街振興「Go To 商店街」
蔓延防止措置のリスク
ワクワクイベントによる経済支援が行われることは間違いありませんが、一方でこれまでの経済政策はいずれもコロナ感染再拡大という副反応が出ていることも忘れてはいけません。
過去の施策ではGoToトラベルやGoTo Eatなどが追い風となり外出者は増えましたが、副作用的に感染者数は右肩上がりで増えています。
そのため今回の「ワクワクイベント」も副反応として、蔓延防止措置および緊急事態宣言となる可能性はないか総合的な視点で見る必要がありそうです。
- 大きな経済効果をもたらす
- 外出促進の効果が期待できる

ワクワクイベントの関連企業
続いてはワクワクイベントの関連企業を見ていきましょう。
1つ目:旅行関連企業
まずは旅行関連の企業を紹介します。
エアトリ【6191】


1社目はインターネット経由で航空券の予約ができる「エアトリ」を運営するエアトリです。最近はGoogleのホテル広告に宿泊情報を掲載開始したというニュースが出て、株価が一段と高騰したことでも知られています。
同社のサービスが人気である1つの理由は、航空会社との強固なアライアンスや新幹線予約ができる利便性が挙げられます。
前回の「Go To トラベル」キャンペーン期間中には株価の反応が薄かった為、今回の経済施策で買いが集まるのかも知れませんね。
アドベンチャー【6030】
2社目は航空券の予約サイト「sky ticket(スカイチケット)」を運営する新興企業アドベンチャーです。
「sky ticket」サービスは旅好きの方から高評価を得ています。しかし、隔離生活などの問題から海外旅行は心理的ハードルが高く、業績回復は少し時間がかかるかも知れません。
ワクチン接種の証明書の電子発行などがニュースとなりましたが、コロナ前と比較して旅行者は一向に戻る気配はありません。今後は訪日外国人観光客数などのマクロ視点的な観察眼が必要になりそうです。
エイチ・アイ・エス【9603】


エイチ・アイ・エス(H.I.S)は実店舗を持って航空券販売をする大手企業です。全国各地で事業展開しているので、知らないと言う方はいないのではないでしょうか。
エイチ・アイ・エスのサービスは海外旅行や個人旅行に強みがあるため、ワクワクイベント開催で需要増加が大いに期待できます。
コロナ禍では個人消費が高級志向になるケースが散見される為、旅行の高級化という意味でもエイチ・アイ・エスのプラン旅行は期待を良い意味で裏切ってくれるかも知れませんね。



2つ目:グルメ予約・レビュー関連企業


続いてはグルメ予約・レビューに関連する企業を紹介します。
カカクコム【2371】
カカクコムはグルメ予約サイト「食べログ」を運営しています。
2020年度は「Go To Eat」キャンペーンの恩恵を多く受けて株価が大きく上昇しました。
注目すべきはネット予約人数ですが、2019年比で223.5%、コロナ前水準比で184%とサービス利用者の拡大を実現しています。
経済政策が政府から発表された場合、思惑買いが入る可能性もあるでしょう。
Retty【7356】
Rettyはグルメ予約サイト「Retty」を運営している新興企業です。
同社は上場日が2020年11月になりますので、「ワクワクイベント」開催時に株価がどう動くかはまだ未知数の状態です。「Retty」が大手グルメ予約サイト「食べログ」との違う点は実名表記による口コミの信憑性です。
Google Mapも同様ですが匿名性が高く信頼性が低いと言う特徴があります。それをRettyは実名登録にすることで情報の信憑性を担保しているのです。
(出典:Retty 公式サイトより)
ぐるなび【2440】
ぐるなびはグルメ予約サイト「ぐるなび」を運営しており、楽天グループ【4755】との連携を強化しています。2020年度の「Go To Eat」キャンペーン時には業績への追い風が期待されて株価は上昇していました。
また行基においては決算資料から、ストック型サービスが着実に成長していることが確認できます。
ストック型収益は企業の将来価値を見据える上で重要な土台となりますので、この点は好感できるのではないでしょうか。
今回の経済政策でも再び恩恵を受ける可能性が高い企業になりますので、ぜひ監視リストに入れておきたいですね。
3つ目:イベント制作関連企業


3つ目は政府がイベント開催を後押しする企業を紹介します。
テー・オー・ダブリュー【4767】
テー・オー・ダブリュー(TOW)は博報堂や電通が主要顧客でイベント制作最大手の企業です。
2020年に「GoToイベント」キャンペーンでは、博報堂が事業者として選定されており、博報堂を顧客にもつイベント制作会社の同社は追い風が期待できると予想されます。
ぴあ【4337】
ぴあはチケット販売の最大手で身近なコンビニエンスストアと提携しています。
昨今、チケット販売もオンライン化が急速に進んでいますが、チケットを記念として残しておきたい方も多いと思いますので、需要は大きいのではないでしょうか。
一方でスマホ向け電子チケットにも注力している為、ワクワクイベント関連のチケット販売で大きな恩恵が受けられる可能性があります。



まとめ
ワクワクイベントは経済政策も期待が高く、上場企業の株価が大きく動くケースもあります。
しかしながら、あくまで短期目線で考えていただければ幸いです。
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それでは、今後とも応援よろしくお願いいたします。