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【日本株】セカンドサイトアナリティカの成長可能性を考察する

セカンドサイトアナリティカ

20世紀に誕生したインターネットは世界を急速に豊かにし、現代社会では欠かせないものとなっています。

私たち現代人が接種する情報量は江戸時代のおよそ1年分と言われ、たくさんのデータが日常生活で溢れかえっています。

そのような社会全体の追い風を受けて、膨大な情報を利活用するビジネスが話題になっていることをご存知でしょうか?

本記事ではビジネス・アナリティクスというサービスに着目し、急成長を遂げているセカンドサイトアナリティカ株式会社(SecondXight Analytica, Inc.)について書かせていただきます。

本記事の内容

・ビジネス・アナリティクスってなに?
・セカンドサイトアナリティカの事業内容
・将来性や事業リスクなど

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ビジネス・アナリティクスの基礎

まずはビジネス・アナリティクスというビジネス概要について理解を深めていきましょう。

ビジネス・アナリティクスとは?

ビジネス・アナリティクスは論文や顧客情報などの膨大なデータを分析し、経験や勘だけでは思い付かない「未来」を予測するデータ解析手法です。

よくビジネスインテリジェンスと混同する方もいらっしゃるのですが、現状問題の原因を追究した上で、次の最適なビジネスアクションを提示できることがビジネス・アナリティクスの強みと言われています。

ビジネスインテリジェンス:過去・現在を可視化
ビジネス・アナリティクス:分析結果による未来予測

ビジネス・アナリティクス市場は将来性抜群

Business-analytics(ビジネス・アナリティクス)(出典:セカンドサイトアナリティカ 目論見書より一部抜粋)

現在のビジネス・アナリティクス市場は急速に拡大しています。

上図は国内のビジネス・アナリティクス市場規模の推移になりますが、今後も大きな市場成長が期待されており、国内市場ではCAGR(年平均成長率)13.2%と急成長が予想されています。

この大きく市場規模が拡大している点は評価ポイントですね!

セカンドサイトアナリティカの事業内容

次に、セカンドサイトアナリティカについて紹介します。

企業概要

会社名セカンドサイトアナリティカ株式会社
事業内容アナリティクスコンサル&AI開発支援
所在位置東京都中央区日本橋本町3-2-11 4階
設立日2016年
資本金1億9,300万円
代表取締役高山 博和

セカンドサイトアナリティカ株式会社(5028)は「データから、新たな価値を。-日本を、データ活用先進国へ」を企業理念に掲げるデータアナリティクス企業です。

先日、東京証券取引所より2022年4月4日にグロース市場へIPO(新規上場)することが承認されましたので東証再編後、初の新規上場企業となりそうです。

同社の事業内容は膨大なデータを利活用するアナリティクスコンサルティング事業とAIプロダクト事業の2軸で事業展開しています。

第2の柱であるAI(人工知能)のサービス提供においては、学術機関と連携することで論文から技術情報を採取し、新しい技術を創出するなど先進的なAI活用にも積極的な一面があります。

アナリティクスコンサルティング事業について

consulting

市場全体の成長といった外部環境の追い風を受けながら、アナリティクスコンサルティング事業はカスタムメイド型のコンサルティングをサービス提供しています。

これまでのIPOにおいてもデータのコンサルティングサービスなどは数多く出てきましたが、同社のアナリティクスコンサルティングは『機械学習』による付加価値提供及び運用サポートに強みがあります。

しかしながら、収益モデルとしては「フロービジネス」ですので、収益にバラツキが出やすいという特徴は投資する上で懸念材料になるかも知れません。

バンビーノ
バンビーノ
最近、リカーリングビジネスが投資家に人気なのはなんでだろう?
バンドッグ
バンドッグ
良い質問だな。リカーリングビジネスが評価されているポイントは①安定した収益が見込めること、②顧客との継続的取引だと言われているぞ。
バンビーノ
バンビーノ
Nintendo SwitchやPlayStationでネット回線が月額課金なのはこうした理由があるのか。リカーリングビジネス恐るべし…

SONYのPlayStationについては下記のブログ記事でも解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

https://bambino-kabu.com/visions/

AIプロダクト事業について

Artificial intelligence

続いてはAIプロダクト事業について見ていきましょう。

AIプロダクト事業は主軸サービスである「アナリティクスコンサルティング事業」で蓄積したノウハウをもとに汎用性の高い商品開発・販売を行うサービスです。

先ほど紹介したアナリティクスコンサルティングと異なる点は、よりパッケージ化されたサービスであるということでしょう。

個別のカスタマイズニーズが少ない中小企業をターゲット顧客としており、SaaS型プロダクトでストック収益比率の強化を図るようです。

売上比率はどうなっているの?

セカンドサイトアナリティカ(出典:セカンドサイトアナリティカ 目論見書より一部抜粋)

IPO時点での売上比率は上図に記載の通り、2021年度の売上高は4億9,500万円に対してアナリティクスコンサルティングが66.9%、AIプロダクトが33.1%という売上構成となっています。

中期経営計画ではAIプロダクトのストック収益向上が目標に掲げられています。

そのため、短期的にはアナリティクスコンサルティングの売上構成が大きく上昇したように変化するかも知れません。

また短期的な売上減少とストック収益への移行は混同しがちなので、新規上場後の決算内容を短期視点で見て落胆しないように注意を払いたいですね。

バンビーノ
バンビーノ
最近はSNSや掲示板で色んな意見があるから困っちゃうよ…
バンドッグ
バンドッグ
他人の言動に振り回されないように注意だ。本質を見極められる投資家を目指そう。
メタバース
日本のメタバース企業と仮想空間が注目される理由Facebookの創業者であるザッカーバーグが突如、社名を「Meta」に変更すると発表したことで仮装空間に対する期待感が非常に高まってい...

»未上場企業への投資を検討してみる<FUNDINNO>

事業・財務上の経営課題

最後はセカンドサイトアナリティカが抱える課題についてです。

リカーリングビジネスの強化

セカンドサイトアナリティカの事業基盤である、アナリティクスコンサルティング事業は前述の通りフロー型ビジネスです。

これを企業側は課題点であると認識しており、IPO当時の目論見書でもリカーリング収益基盤のビジネスモデルへ変革すべき課題点であると述べられています。

特にこれからはAIプロダクトの営業体制強化によって新規顧客獲得を目指すと記載がありました。

リカーリングビジネスは基盤構築が難しいので、顧客への付加価値を高めることで既存顧客を中心とした囲い込み戦略にも注目ですね。

特定事業者へのサービス依存?

事業提供及び自社システムにおいては、米Amazon社が提供するクラウドコンピューティングサービスAWS(Amazon Web Services)を主な基盤として利用しています。

これはどの事業者にも共通していますが、最近は最恐のマルウェア「Emotet(エモテット)」やフィッシングメールが流行しており、日本企業が狙い撃ちにされています。

この辺のサイバー攻撃も経営リスクと言えるでしょう。

総括

本記事ではアナリティクスコンサルティングを手掛ける、セカンドサイトアナリティカ株式会社について書かせていただきました。

①外部環境
・ビジネス・アナリティクス市場は急成長中

②事業内容と売上構成比
・アナリティクスコンサルティングが66.9%
・AIプロダクトが33.1%といった売上構成比

③将来性・経営課題
・リカーリング収益に舵を切る
・一時的な売上減少で一喜一憂しない

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バンビーノ
大学生時代に投資を始めた個人投資家。株式投資を中心とした「銘柄」「資産運用」に関する情報を発信します。お仕事のお問合せまたはTwitter DMよりお願い致します。