世界中で脱炭素や脱石油が大きな目標指針となってから、社会課題を解決するスタートアップ企業の注目度は格段に飛躍しています。
本記事で紹介するSpiber(スパイバー)株式会社はタンパク質由来の新素材開発を人工的に成功させ、世界からも大きな注目が集まっています。同社はスパイダーマンで登場するような「クモ糸」の遺伝子解析を通じた繊維開発を米軍やNASAに先駆けて成功させました。
クモ糸素材は石油を使わない環境に優しい素材としても注目度が高く、上場時には人気となる可能性は十分にあり得ます。今回はそんなSpiberの事業概要などを紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。

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スパイバーの会社概要と事業内容
まずはSpiber(以下、スパイバー)がどのような企業なのかについて書かせていただきます。
スパイバーの企業概要
Spiber株式会社は山形県鶴岡市に本社を置く、慶應義塾大学発の素材開発スタートアップです。設立は2007年と比較的新しい企業ですが、すでに唯一無二の技術力から時価総額1,000億円以上のユニコーン企業となっています。
- 唯一無二の技術力を持つ
- 時価総額1,000億円以上
スパイバーの事業は大きく2つ
スパイバーの事業は大きく分けて2つあります。
- クモ糸解析から生まれた新素材「QMONOS」
- 植物由来のタンパク質素材「Brewed Protein」
クモ糸解析から生まれた新素材「QMONOS」
1つ目は世界初クモ糸の遺伝子解析から生み出した、タンパク質由来の新素材 「QMONOS(クモノス)」の量産化を成功させたことです。
スパイバーが開発成功させた新素材は、これまで米軍やNASAも巨大な研究開発費をかけて研究を重ねてきましたが、技術的ハードルが高く一度は諦めた技術と言われています。
それだけ難しい技術を量産化させることに成功したのですから、スパイバーが世界から注目を集めるのはもはや必然とも言えますね。
現在、スパイバーが世界から注目を集めることになったきっかけは間違いなく「QMONOS 」の量産化を世界初で確立したからでしょう。
「QMONOS」とは
鋼鉄の340倍という異次元のタフネスを有する「クモの糸」をはじめとするタンパク質は、機能面、環境面、テーラーメイド性、そして同一原料・同一プロセスで多品種を製造可能なプラットフォーム性を兼ね備えた、史上最大のポテンシャルをもつ持続可能な基幹素材の候補と言えるでしょう。引用元:Spiber株式会社

植物由来のタンパク質素材「Brewed Protein」


Brewed Protein(以下、ブリュード・プロテイン)は、植物由来のバイオマスを主な原料とした新しいタンパク質素材で石油に頼らず製造することができます。
昨今は世界中で環境に配慮した経営”SDGs”が求められる様になっていますので、そういった点でも石油いらずで製造できる新素材「ブリュード・プロテイン」は環境に優しい素材と言えますね。
また、ブリュード・プロテインの導入実績としては世界的な有名ブランドのTHE NORTH FACEをはじめ、数々のアパレルブランドとコラボを実現させています。
Brewed Proteinとは
植物由来のバイオマスを主な原料とし、Spiber独自の微生物発酵(ブリューイング)プロセスによりつくられるタンパク質素材です。環境面では、主原料を枯渇資源である石油に頼ることがありません。また、動物由来の素材と比べ、温室効果ガスの排出量を大幅に削減できる可能性があり、動物倫理の懸念もありません。引用元:Spiber株式会社
Spiberは山形県に本社を置くユニコーン企業
- クモ糸解析から生まれた「QMONOS」
- 植物由来のタンパク質「Brewed Protein」



今後の事業課題と解決策
スパイバー株式会社は唯一無二の技術力を保有しておりますが、今後の成長拡大において事業課題も残されています。それは継続的な生産活動、販売網などがあるのですが一番懸念されている課題は「コスト課題」です。
例えば、ブリュード・プロテインのコストは1キロ当たり100ドル($)を超えており、コスト調整にかなり苦戦していた様です。しかし、最近では100ドルを切る水準まで抑えることに成功し、将来的に50ドルまで価格を下げることができれば、市場は大きく広がるとの見解をインタビューで示しています。
生産キャパシティの強化を図る
こうした課題を解決すべく、スパイバーはタイのラヨーンに生産拠点を新しく建設しました。狙いは「生産キャパシティの強化」です。
新設した工場では、年間で最大数100トンのタンパク質素材を生産する見込みで将来的な商業生産を予定しています。なお、新設工場はブリュード・プロテインを製造するための原料となる「原末」を生産する拠点となる予定です。
タイはバイオテクノロジーを利用した新産業の育成に注力していることから全面的な協力が得られるとの見解も示されていますが、商業化を上手く推し進めるために生産キャパシティの強化とコスト課題は重要な指標となりそうです。
スパイバーの将来は明るい?
これまで紹介してきたように、スパイバーは新素材の量産化目前という所まで来ています。
これから量産化が実現した場合、売上高の大幅拡大や好材料が出る可能性もあります。同社は想定時価総額1,000億円でユニコーン企業の仲間入りを果たしていることから、個人投資家からも数年前から新規上場(IPO)への期待が寄せられています。
日本を代表する企業になってくれる様に長期的な視点で、行く末を見ていきましょう。



総括
日本のユニコーン企業としての期待感はもちろんのこと、世界の新技術として今後も目が離せない存在になりそうです。ぜひ、これからも応援していきたいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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参考文献
Spiber公式:https://www.spiber.inc
庶民のIPO:https://ipokabu.net/yotei/spiber.html


