日本株

音声翻訳機「ポケトーク」を提供するソースネクストの将来性を考察

ソースネクスト(ポケトーク販売会社)

日本は島国かつ独自の言語を扱う珍しい国です。

そのため、英語が話せないという悩みがある方も少なくありません。

日本では国際的な関心が強くなる時期に「翻訳」の注目度が高くなる傾向があります。

翻訳精度の高いサービスとしては『DeepL』が有名ですが、最近はGoogleやAppleが翻訳機能(AI)に積極的な投資を行っています。

つまり、世界中で言語の壁を感じさせない技術への投資が熱を帯びています。

本記事は音声翻訳機「ポケトーク」を手掛けるソースネクスト株式会社(証券コード:4344)を紹介します。

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ソースネクストはどんな会社?

まずはソースネクストの企業情報を見ていきます。

企業情報

会社名ソースネクスト株式会社(証券コード:4344)
事業内容音声翻訳機およびPCソフト販売
所在位置東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
設立日1996年8月
資本金36億7,900万円
代表取締役松田 憲幸

ソースネクスト株式会社(証券コード:4344)は「製品を通じて、喜びと感動を、世界中の人々に届ける」をミッションに掲げるメーカー企業です。

音声翻訳機「ポケトーク」を筆頭に便利な製品を次々と開発・提供しています。

主力の販売製品は「筆まめ」や「筆王」といったソフトウェア商品が挙げられますが、近年はハードウェア製品に注力している一面もあります。

ソフトウェア主軸の事業構成

ソースネクスト(出典:ソースネクスト 公式IR決算説明会資料より)

ソースネクストは多角的な事業展開を行っています。

ソースネクストのメイン事業はソフトウェア製品の販売ですが、昨今は底堅い決算を着実に積み上げています。

ソースネクスト社の特出している点は「ソフトウェア製品の粗利率の高さ」です。特にセキュリティー関連のソフトウェア製品は粗利率が約95%という驚異的な数値となっています。

しかし、ソースネクストの業績は、第3四半期(年末年始)に発生する「ハガキ関連のソフトウェア特需」に大きく左右される特徴があります。

ハガキ製品は需要のある季節が限られており、偏重型の業績になりがちです。

こうした偏重型の企業であることから、次回以降の決算内容は第3四半期に注目ですね。

音声翻訳機「ポケトーク」に注力

ポケトーク-POCKETALK(出典:ソースネクスト 公式IR決算短信より)

ソースネクストは音声翻訳機「ポケトーク」を開発・提供しています。

こちらは家電量販店で見かけることもあるため、ソースネクストの顔ともいえる主力製品です。

もしも、2020年の東京五輪が通常開催されていたら…なんていう想像をしちゃいますね。

執筆時点(2022年)では訪日観光客数に回復の兆しが見えず、コロナ前の社会に戻ることは難しいとまで言われています。

しかし、そんな環境下でも「ポケトーク」は多言語対応の進化を続けています。

最近は出荷台数が90万台を突破し、翻訳機の市場シェアは98.8%と知名度、実績ともに独占状態と言えるでしょう。

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これからの将来性について

ポケトーク(出典:ソースネクスト 公式IR決算短信より)

続いては音声翻訳機「ポケトーク」の将来性について見ていきます。

ソースネクストの音声翻訳機「ポケトーク」は、日本だけでなくアメリカのような移住大国でも大変強い需要があると言われています。

なぜなら、さまざまな母国語を話す人が集まるからです。

そのため、最近はアメリカ進出を計画しているようです。

音声翻訳機は観光客以外にもヘルスケア分野や物流、教育現場でも利用ケースが想定されますから、人類が言語の壁を越える日は近いかも知れません。

ちなみに…現在のポケトークは世界82言語に対応していますが、さらなる多言語化を予定しています。

新製品「ポケトーク字幕」

ポケトーク会議(出典:ソースネクスト 公式HPより抜粋)

最近は新規事業『ポケトーク字幕』がリリースされました。

これはリモート会議(WEB会議)に翻訳技術を取り入れるサービスで法人をターゲットとしています。

日本企業もグローバルな事業展開に伴い、世界の人々と会話するケースは増えています。

そのため、ポケトーク字幕は円滑なコミュニケーションが求められる会議で優秀な働きをしてくれそうです。

また、リモート会議でよく利用されるZoom、Microsoft Teams、Webex など多くの会議システムに対応していることも強みとなっています。

気になるOSですが、Windows・Mac どちらも対応可能です。

【最新】業績の下方修正を発表

(出典:ソースネクスト 決算短信より)

2022年2月14日に業績の下方修正を発表しました。

今期業績についてはオミクロン株による提携販売店の業績不振などが悪影響を与えているようです。

当初の決算予想では黒字着地を見込んでいましたが、一転して赤字決算へ下方修正されています。

これは想定以上に周辺環境が芳しくないことが堅調に現れており、次期以降の業績もあまり良くはないかもしれません。

また自社チャネルにおける販売鈍化も下方修正の理由に挙げられているため、訪日外国人や感染者数などの環境要因に左右される可能性が高いでしょう。

バンビーノ
バンビーノ
事業内容としては向かい風という感じ?
バンドッグ
バンドッグ
そうだな。稼ぎ頭のPCソフトも需要衰退は否めないから打開策が求められているな。

直近の株価について

2022年2月時点での株価になります。
(※最新情報は こちら で確認頂けます)

(出典:株探 ソースネクストの株価チャートより)

あくまで筆者の主観ですが、期待されていた音声翻訳機「ポケトーク」の事業が想定以上に振るわないことから、機関投資家および個人投資家からの評価は高くないというのが正直な意見ではないでしょうか。

上記は月足になりますが、2018年の最高値から長期間下落し続けているようなチャーチになっています。

【実は】株主優待制度がある?

あまり知られていないかも知れませんが、ソースネクストは株主優待制度を導入しています。

具体的な株主優待内容ですが、自社運営のWEBサイトで利用できる「ポイント」が貰えます。

しかし、提供製品を一般消費者が活用するのは一定のハードルがあり、選択に困るという意見も聞かれています。

株価指標については下記を参照ください。

株価161円信用倍率11.75倍
PER596倍外国人保有率5.6%
PBR1.89倍回転日数9.50
配当0.04円時価総額219億円

・業績悪化により配当は無配に変更

総括

今回は音声翻訳機「ポケトーク」を手掛けるソースネクスト株式会社(4344)を紹介しました。

もし、これから訪日観光客が戻るシナリオが描ければ、思惑で買われることもあるかも知れません。

しかし、事業の軸である年賀はがき向けの製品は衰退傾向であるため、大きな打開策を投資家に示す必要がありそうです。

そういった将来性も踏まえて投資を考えていきたいですね。

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大学生時代に投資を始めた個人投資家。株式投資を中心とした「銘柄」「資産運用」に関する情報を発信します。お仕事のお問合せまたはTwitter DMよりお願い致します。