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【緊急事態宣言】ウイルス感染症「サル痘」と関連企業の紹介

サル痘関連の日本企業(関連株)

世界保健機関(WHO)は7月23日、動物由来のウイルス感染症「サル痘」について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言しました。

元々、サル痘は人類が撲滅した「天然痘」に類似した感染症と言われ、日本国内でも対岸の出来事として見られてきました。しかしながら、従来の流行地であるアフリカ以外でも感染が急速に広がっていることを受け、各国に対策を促すことになりました。

WHOの見解によればサル痘のリスクは欧州で「高い」、世界全体では「中程度」と評価されており、世界75か国・地域で1万6,000人を超える感染者が確認されています。

本記事ではサル痘の関連企業、関連銘柄を紹介します。

筆者紹介
テーマ型投資ブログ-バンビーノバンビーノ(@ChiL707)

 

サル痘の基本情報

サル痘

サル痘は手や顔に特徴的な発疹のほか、発熱、頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が見られます。また感染者の多くは軽症で重症化する例は少ないとされています。

WHOが緊急事態宣言を出した背景として、テドロス事務局長は「さらに国際的に広がる危険があることは明白だ」と指摘しています。経済大国アメリカの感染者は約2,600人と1カ月前比で18倍に拡大しており、ワクチン接種の供給が追い付いていません。

日本国内のワクチン準備に関しては、5月27日に厚生労働大臣から「国内でサル痘に有効なワクチンは国内において生産備蓄を行っております」と発言されています。そのため、当面のワクチン供給は安心できそうです。

執筆時点(7月24日)で日本国内の感染者はまだ出ていませんが、感染者が確認された場合は早急に検疫強化などが求められますので、感染拡大に歯止めをかける商品などには注目が集まりそうです。

WHOが公表している感染経路とは?

サル痘は世界75か国・地域で1万6,000人を超える感染者が確認されていますが、従来はアフリカ西部や中部での散発的な感染となっていました。それが一体なぜ、世界各国に広がる感染症へと変化していったのでしょうか。

WHOによるとサル痘は患部接触や体液から感染し、患者は男性間で性交渉する人が多いと公表しています。つまり、男性同士で性行為などを行う人は注意が必要です。

また、WHOが患者約1万人の分析を行ったところ、感染者の98.8%は男性で、年齢は18~44歳の男性が症例の77%を占める結果でした。

<サル痘の特徴>

発生地アフリカの熱帯雨林地域
感染者18~44歳の男性
感染経路感染者の発疹、体液、飛沫
症状手や顔に発疹、発熱や頭痛も
予防天然痘ワクチンが有効
日本の対応入院勧告や就業規制はできない

サル痘関連の企業紹介

続いては、サル痘に関連する企業を紹介します。

企業①:明治ホールディングス<2269>

1社目は食品・医薬品大手の明治ホールディングス(2269)です。サル痘の感染症予防として、天然痘ワクチンの製造を行う企業に注目が集まります。その1社として明治ホールディングスの連結子会社『KMバイオロジクス』が候補として挙げられます。

KMバイオロジクスは1945年から天然痘ワクチンを製造している実績があります。厚生労働大臣の発言に基づけば、「国内のワクチン準備は生産備蓄を行っております」とされていますが、需給バランスの崩れから天然痘ワクチンの製造依頼が発生する可能性があります。

ぜひ、明治ホールディングスは抑えておきましょう。

企業②:H.Uグループホールディングス<4544>

2社目は臨床検査・検査薬の大手として知られるH.Uグループホールディングス(4544)です。H.Uグループは東証プライム企業でも代表的なPCR検査の関連企業で、配当利回りが高いという特徴があります。(7月24日時点:3.92%)

厚生労働省はサル痘の検査方法として、PCR法による病原体遺伝子の検出を挙げています。そのため、臨床検査大手のH.Uグループにはビジネスチャンスが巡ってくると考えています。高配当好きな方はぜひチェックしてみてください。

他にもPCR検査銘柄は、PSS(7707)タカラバイオ(4974)などが注目企業として取り上げられますので、短期的なテーマ株として覚えておきましょう。

バンドッグ
バンドッグ
PSS(7707)は国内唯一のサル痘検査キットを7月より販売開始しているぞ。ただし、すでに個人投資家が食い荒らしているから取引するなら「覚悟」が必要だぞ。

企業③:オカモト<5122>

3社目は生活用品(コンドーム大手)のオカモト(5122)です。WHOによれば感染者の98.8%は男性、かつ男性同士の性交渉で感染する人が多いと言われています。

そのため、隠れテーマで生活用品(コンドーム)等は世界的な需要拡大が望めるかもしれません。勿論、男性同士で行う行為によって妊娠することはありませんが、一種のエチケットとして供給が増える可能性を秘めています。

同業種の不二ラテックス(5199)はコンドームの新素材コンドームSKYNが好調で、欧州向けが好調なメディカル製品とともに販売を牽引したと2月に発表しています。

(引用元:ゴム報知新聞「不二ラテックス、コンドームの販売は好調」)

そのため、オカモトや不二ラテックスなどの避妊関連銘柄に目を通しておくと良いかもしれません。


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まとめ

いかがでしたでしょうか。

WHOが緊急事態宣言を発したことで、日本国内でも感染拡大に関する緊張感が高まっています。しかしながら、対岸の火事として「サル痘」は長らくテーマ株として、個人投資家に物色されてきた過去があります。

そのため、急いで飛びつくと痛い目を見る可能性があります。取引を行う場合は「より慎重」に注文する銘柄を精査するようにしましょう。また、PCR検査やサル痘の関連企業の多くは時価総額が小さい銘柄も多いので、会社員の方は明治のような大型株を選択するほうが賢明かなと個人的には思います(※取引に関しては自己責任でお願いします。一切責任は負いかねます。)

最後までご覧頂きありがとうございました。

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