こんにちは、バンビーノ(@ChiL707)です。
ライブ配信プラットフォームを運営する「モイ」が2022年4月27日でグロース市場(現東証マザーズ)へ上場しました。
モイ株式会社は「ツイキャス」の企画・運営・開発を行い、国内ライブ配信の橋がけとして話題を集めています。最近は17LIVEやSHOWROOMなどライブ配信への関心は以前にも増しており、市場は大きくなっていくのではないかと思われます。
本記事では新規上場が確定した”モイ株式会社”の事業内容と将来性について書かせていただきます。ぜひ、最後までご覧ください。
・モイ株式会社とは?
・ツイキャスの将来性はどう?
・投資を検討する上での懸念点

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ライブ配信「ツイキャス」を運営する企業
はじめに概要から見ていきましょう。
企業概要
会社名 | モイ株式会社(証券コード:5031) |
事業内容 | ライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」 |
所在位置 | 東京都千代田区神田司町 |
設立日 | 2012年 |
資本金 | 7億6,980円 |
代表取締役 | 赤松 洋介 |
モイ株式会社(5031)はライブ配信プラットフォームの「ツイキャス」を運営する企業です。モイは「人と人をつなげて世界中の人々の生活を豊かに変えます」をミッションに掲げて、ツイキャスの企画・開発・運営を手掛けます。
ツイキャスは数あるライブ配信プラットフォームの中でも、日本最大級の月間アクティブユーザーを持っています。そのため、新規上場後も人気テーマになる可能性が高いと言えるでしょう。
ライブ配信サービスとは?
ライブ配信サービスはユーザーが自らライブ配信を行う「配信者」とライブ配信された動画や音声を視聴する「視聴者」に分類され、原則無料で視聴または配信を自由に行うことが可能です。
「ツイキャス」においてはユーザーがパソコンまたはスマートフォン、タブレット等からウェブブラウザまたは専用アプリからライブ配信を視聴することができるサービスとなっています。
視聴者はライブ配信画面内に設置されているコメントやアイテムを用いて、配信者や他の視聴者とコミュニケーションを取ることができます。その為、ライブ配信画面内で視聴者側で盛り上がることができる点も特徴と言えるでしょう。
前身は「TwitCasting」というサービス
現在はモイ株式会社が運営している「ツイキャス」にも前身があったことをご存知でしょうか?モイは2012年に創業していますが、ツイキャスの誕生はそれより2年前の2010年に遡ります。
初めに運営開始した会社はモイではなく、サイドフィードという会社が「TwitCasting」(通称ツイキャス)を開発・運営していました。そのツイキャス事業を2012年に分社化することになり、モイ株式会社は誕生したようです。

ツイキャスの特徴とユーザー層
続いては「ツイキャス」の特徴とユーザー層についてみていきましょう。
ツイキャスはアプリ・ブラウザ対応


2022年4月時点の「ツイキャス」はiOS及びAndroidなどの主要OSでアプリ展開しています。ツイキャスは配信側のUX(顧客体験)についても重視しており、配信者向けに別アプリを開発・運営しています。
若年層を中心にゲームのライブ配信需要拡大の背景もあって、通常のライブ配信アプリとは住み分けする形でゲーム実況特化のアプリ開発も行っています。
また「ツイキャス」はブラウザ対応しており、アプリケーション導入が難しいとされる「Chromebook」や「Fire OS」でもライブ配信、またはライブ配信の視聴ができます。
Z世代がメインユーザー


「ツイキャス」は10代・20代前半がメインユーザーとなっています。1990年後半以降に生まれた人は「Z世代」と呼ばれ、幼い頃からスマートフォンやSNSに親しみがあるのが特徴と言われています。
国内主要ライブ配信アプリのMAU(月間アクティブユーザー)比較においては229万MAUで国内最大級となっています。
MAUとは…特定の月に1回以上の利用や活動(活動例:「ツイキャス」でログインや配信、コメント、視聴など)があったユーザーの数を指します。
(引用元:モイ株式会社 目論見書より抜粋)
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ポイント販売が主要な事業である


「ツイキャス」のビジネスモデルを語る上で、最も重要なポイントなのがアイテム課金(ポイント販売事業)です。2022年4月時点で売上高のおよそ96%がこのポイント販売となっており、配信者への収益に直結しています。
現時点のビジネスモデルを事業系統図させたものが以下です。


筆者も投資仲間の日本成長株発見さん(@SeityouKabu)のライブ配信によくお邪魔するのですが、ライブ配信を延長するために必要なアイテム「コンテニューコイン」を送ったりしています。
ツイキャスの将来性と事業リスク
次は「ツイキャス」の将来性と事業リスクについても見ていきましょう。
メインユーザーの継続的成長


「ツイキャス」のメインユーザーは10代・20代前半のZ世代である点は先ほどご説明した通りですが、彼らは学生時代を終えたのち自らで稼ぐようになるでしょう。
メインユーザーは自らで稼ぐことで余剰資金は増えていくでしょうから、課金額の増加も将来的に期待できるかも知れません。つまり、ユーザーの資金力向上は「ツイキャス」へ高影響となる可能性と秘めていると考えます。
これまでの業績推移


モイ株式会社の業績推移は2017年から約5年分提出されていますが、22年1月期の業績も加味すれば6年連続で売上げ増加を実現しています。
コロナ禍でも純資産および総資産額を大きく伸ばしている点は感心できますね。
また下記の図表では売上面に関しても主力事業「ツイキャス」のポイント販売が大きく伸長していることがよくわかります。2022年期も同様に成長が期待されますので、今後も中期的な成長をしてくれるのか上場後も監視していきたいですね。
2019年期 | 2020年期 | 2021年期 | |
ポイント販売売上 (千円/単位) | 1,224,859 | 2,319,861 | 5,281,130 |
ポイント購入者 (千人/単位) | 25 | 39 | 82 |
月間平均課金額 (円/単位) | 3,955 | 4,834 | 5,285 |
実質売上総利益 (千円/単位) | 514,398 | 646,284 | 1,237,985 |
サービス健全性の維持・改善


モイが企画・開発・運用を手がける「ツイキャス」は不特定多数のユーザーが配信者、視聴者それぞれの立場からリアルタイムなライブ配信となっています。そのため、ライブ配信プラットフォーム内の健全性・信頼感が非常に重要なポイントになります。
昨今はSNSによる誹謗中傷も侮辱罪になるよう法改正が進んでいます。不特定多数のコミュニティーの場合、誹謗中傷が加速度的に増える可能性は常に付きまといますので、配信者または視聴者が問題を起こした場合はプラットフォーム側(ツイキャス)も悪評に巻き込まれる可能性があります。
「ツイキャス」は特定のユーザーや単語をブロックする機能、特定のユーザーのみが視聴できるような機能などコミュニティーの健全性維持に努めていますが、上記のような事例が起きた場合にはブランドが毀損するかも知れません。



総括
いかがでしたでしょうか。
本記事は4月27日に東証グロース市場へ新規上場をすることが決まった”モイ株式会社”の事業概要や将来性・懸念リスクなどについて書かせていただきました。
モイ株式会社の証券コードは5031になります。IPOの主幹事はSBI証券になりますので、これまで地道に貯めたポイントで申し込みしてみたいと思います。
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