テーマ銘柄

【2023年】株主優待と配当金を合わせた総合利回り4%以上の優待銘柄

【冒頭】本記事のまとめ

・優待銘柄は安い時に買うのが鉄則
・株価下落で掘り出し銘柄が増えている
・ベストバイ優待株のムック本を参考

こんにちは!割安水準な優待銘柄に興味がある、バンビーノです。

今回は話題のムック本『プロと優待投資家が選んだ!優待株ベストバイ270』を読了しましたので、個人的に気になった割安水準な優待銘柄を6つ厳選しました。

株主優待制度は食事券や割引券のほか、人気のクオカード、自社商品の詰め合わせなどさまざまな優待内容がそろっています。

2022年10月時点で株主優待を実施している企業は1,467社にのぼり、上場企業のおよそ3分の1が優待制度を導入しています。

株主優待を導入している企業に投資すれば、値上がりによるキャピタルゲインはもちろん、配当金と株主優待のインカムゲインを受け取ることが可能です。

日本株への投資に興味がある方、割安な日本株を探している方はぜひ最後までご覧ください。

東海カーボン(証券コード:5301)

東海カーボン(証券コード:5301)は炭素製品のパイオニア企業です。

自動車タイヤ用の「カーボンブラック」や鉄スクラップを溶解する「黒鉛電極」、電気自動車で活用が期待される「リチウムイオン電池素材」の製造・販売を手がけています。

優待内容ですが、100株以上を1年以上3年未満保有で2,000円相当のオリジナルカタログギフトがもらえます。また、長期保有によって、優待内容が3年以上から3,000円相当にグレードアップする点は魅力的。

オリジナルカタログギフトの中身はすべてグルメ商品です。

取得に必要な金額は9万5,400円程度!

株価954円配当利回り3.14%
PER10.2倍PBR0.77倍
自己資本比率44.7%配当性向39.7%

東海カーボンの株価は10月15日時点で954円なので、100株なら9万5,400円で優待がもらえます。
ただし、カタログギフトの優待は1年以上保有者が対象であるため、長期保有を前提に購入するとよいでしょう。

100株保有の場合、優待利回り(2.09%)と配当利回り(3.14%)を合わせた総合利回りは5.23%になります。

アドバンスクリエイト(証券コード:8798)

アドバンスクリエイト(証券コード:8798)は日本最大級の保険商品数を取り扱う代理店です。

保険比較サイト「保険市場(ほけんいちば)」を運営しており、対面・非対面で生命保険や損害保険、短期保険などを販売しています。

優待内容ですが、100株以上で2,500円相当のカタログギフトと、「保険市場Club Off」利用券がもらえます。

「Club Off」では、普段使いできるショッピングの割引だけでなく、妊娠中から高校入学までの子育てに関する「お祝い制度」も充実しています。

取得に必要な金額は9万7,100円程度!

株価971円配当利回り3.35%
PER14.7倍PBR3.10倍
自己資本比率56.9%配当性向50.3%

アドバンスクリエイトの株価は10月15日時点で971円なので、100株なら9万7,100円で優待がもらえます。

ただし、株主優待の権利月は9月末なので、次回の権利獲得までおよそ1年かかります。

100株保有の場合、優待利回り(2.45%)と配当利回り(3.35%)を合わせた総合利回りは5.80%になります。

アドバンスクリエイトは優待投資家で有名な桐谷さんも実際に投資されている企業です。2021年に株式分割1/2となりましたが、優待内容を維持しているため「株主還元の手厚い企業」という印象が強い方も多いのではないでしょうか。

DM三井製糖ホールディングス(証券コード:2109)

DM三井製糖ホールディングスは国内最大手の製糖メーカーです。

国内シェア40%を占める砂糖とフードサイエンス(機能性食品、調味料)を主軸に事業展開しています。

優待内容ですが、100株以上で3,000円相当の自社製品がもらえます。また、1,000株以上の保有で金券2,000円分を追加でもらうことができます。

権利確定は3月末時点の株主となるため、年明けくらいから購入タイミングを見定めるとよいでしょう。

◆詳しい優待内容は ペリカンさんのブログ をご覧ください◆

取得に必要な金額は19万1,200円程度!

株価1,912円配当利回り3.14%
PER29.4倍PBR0.61倍
自己資本比率53.4%配当性向53.1%

DM三井製糖ホールディングスの株価は10月15日時点で1,912円なので、100株なら19万1,200円で優待がもらえます。

100株保有の場合、優待利回り(1.56%)と配当利回り(3.14%)を合わせた総合利回りは4.70%になります。

ビーアールホールディングス(証券コード:1726)

ビーアールホールディング(BRHD)(出典:ビーアールホールディング 公式HPより抜粋)

ビーアールホールディングスはコンクリート構造物の補修、補強を中心とした工事の施工を行う企業です。

独自技術のマイクロパイル工法や亜硝酸リチウム工法で差別化しており、主要取引先には高速道路公社、鉄道建設・運輸施設整備支援機構といった名前が並びます。

優待内容ですが、100株以上で年2回(3月・9月)クオカード500円分もらえます。また、1,000株以上の保有でクオカード3,000円分にグレードアップします。

ただし、クオカードの権利獲得には継続保有1年以上が条件となっていますので、長期保有を前提に購入するとよいでしょう。

取得に必要な金額は3万4,200円程度!

株価342円配当利回り3.51%
PER9.7倍PBR1.18倍
自己資本比率38.8%配当性向35.5%

権利確定は3月末・9月末と年2回あるため、割安水準に株価下落したら拾いたいですね。

ビーアールホールディングスの株価は10月15日時点で334円なので、100株なら3万3,400円で優待がもらえます。

100株保有の場合、優待利回り(2.99%)と配当利回り(3.59%)を合わせた総合利回りは6.58%になります。

レック(証券コード:7874)

レック(証券コード:7874)は液体クリーナー「激落ちくん」や殺虫剤「バルサン」などを手がける日用雑貨品メーカーです。

全国のホームセンターや100円ショップに卸売販売しており、主要取引先には大創産業(DAISO)やセリアが並びます。

優待内容ですが、100株以上で年1回(3月)2,000円相当の自社商品詰め合わせがもらえます。中身はクリーナーやふきんなど日常生活で利用できるものが非常に多いです。

そのため、掃除好きなパートナーに喜ばれること間違いないでしょう。

取得に必要な金額は8万5,100円程度!

株価851円配当利回り2.35%
PER17.3倍PBR0.85倍
自己資本比率45.5%配当性向45.2%

レックの株価は10月15日時点で851円なので、100株なら8万5,100円で優待がもらえます。

100株保有の場合、優待利回り(2.35%)と配当利回り(2.35%)を合わせた総合利回りは4.70%になります。

今期は上期業績の最終利益を2倍に上方修正しています。そのため、通期業績も更なる上乗せが期待できそうです。

STIフードホールディングス(証券コード:2932)

STIフードホールディングス(証券コード:2932)は水産原料素材の食品メーカーでコンビニ向けの惣菜(焼魚、カップサラダ)、レトルト製品、缶詰などの製造・販売を行っています。

最近は主要取引先であるセブンイレブンとの取引拡大で海外展開に注力しており、ドル高円安の影響を受けていますが、一方で原材料費高騰などの影響があるなど厳しい外部環境が続いています。

株主優待内容ですが、100株以上で年2回(6月・12月)3,000円相当の缶詰セットがもらえます。STIフードの缶詰を年2回もらえるのはお得ですね。

◆詳しい優待内容は ペンギンさんの株主優待ブログ をご覧ください◆

取得に必要な金額は27万8,000円程度!

株価2,780円配当利回り1.98%
PER16.8倍PBR2.84倍
自己資本比率42.6%配当性向27.5%

STIフードホールディングスの株価は10月15日時点で2,780円なので、100株なら27万8,000円で優待がもらえます。

100株保有の場合、優待利回り(2.15%)と配当利回り(1.98%)を合わせた総合利回りは4.13%になります。

最近は世界中で原材料高騰が起きているため、食品関連の業界は利益ベースで厳しい状態が続くことが予想されます。しかしながら、年2回の缶詰セットはご家族で消費することができる嬉しい内容です。

これまで紹介してきた銘柄と比較すれば、購入単価も高くなりますが総合利回りは決して低くありません。ぜひ、積極的に優待取りしていきましょう。

まとめ

【終わりに】本記事のまとめ

・優待銘柄は安い時に買うのが鉄則
・株価下落で掘り出し銘柄が増えている
・ベストバイ優待株のムック本を参考

世界情勢が慌ただしく動く中、日本は異次元の金融緩和を維持し続けています。その結果として、現在はドル高円安が32年ぶりの水準となるほど深刻な状態です。

しかしながら、企業価値の本質は大きく変わるものではありません。相場の基本原則は、本質的な価値に寄っていくものと言われていますので、割安水準になっている銘柄は積極的に監視していきましょう。

◆今回参考にしたムック本はこちら◆

\投資初心者に優しいマネックス/

マネックス証券_米国株訴求

マネックス証券は新規の口座開設で最大2,000円プレゼントのキャンペーン実施中です。11月末までの期間限定なので詳細は公式サイトをチェック!

対象ページはボタンをクリックした先の申込画面です。

マネックス証券のメリット・デメリットとは?投資初心者向きな理由も紹介 【冒頭】本記事のまとめ: 米国株の取扱銘柄数は6,000以上 銘柄スカウターが非常に優れている クレジット...
ABOUT ME
バンビーノ
大学生時代に投資を始めた個人投資家。株式投資を中心とした「銘柄」「資産運用」に関する情報を発信します。お仕事のお問合せまたはTwitter DMよりお願い致します。




COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA