最近、蝗害(こうがい)による被害世界中で確認されるようになりました。巷では日本にも経済的ダメージを与える可能性があるとも言われていますので中止する必要がありそうです。
本記事では蝗害がなぜ現代社会で危険視されるようになったのかについて書かせていただきます。
・サバクトビバッタってなに?
・世界で確認される被害
・日本への影響とは?

サバクトビバッタの基礎知識
今回、記事内に登場する「蝗害とはバッタによる天災」を意味しています。また、本記事においては重要度の高い「サバクトビバッタ」による蝗害について紹介します。
サバクトビバッタとは…旧約聖書やコーランにも登場する「世界最古の害虫」と称される、恐ろしいバッタです。
サバクトビバッタは紀元前の中国やエジプトの有名な書物でも出現が確認される害虫で、同生物が原因の転載は古代エジプトで十の災いに分類されています。
なぜバッタが世界を危機に晒すのか?
最近、ニュースで取り上げられる機会が増えてきましたが、アフリカやエチオピア地域を中心にサバクトビバッタが食物を食い荒らしています。
従来のサバクトビバッタは、単独行動する温厚な大人しい生き物です。しかし、温厚なサバクトビバッタがなぜ世界に多くの天災を起こす事態に発展しているのでしょうか?
理由は集団行動が原因となり、変異種が誕生しているからです。
普段は温厚なサバクトビバッタですが、集団行動によって姿形や行動が攻撃的になることが最新の研究結果で明らかになっています。ただ、なぜ攻撃的な変異種が生まれるのかはいまだに謎が多く解明・解析が世界中で行われています。
サバクトビバッタの分類について
続いて、サバクトビバッタを詳しく学んでいきましょう。
サバクトビバッタは大きく2種に分かれる
まサバクトビバッタは大きく2つに分類されます。
1つ目は集団行動を行う「群生相」です。この群生相の中から変異種が誕生し、世界中に多くの被害を与えていることが問題となっています。
2つ目は本来の姿である、温厚な緑色をしている単独行動を好む「孤独相」です。群生相から誕生した変異種は体の色や特徴に大きな変化が現れますので、以下の画像をご覧ください。
サバクトビバッタは見た目が大きく変化する
集団行動を好む群生相(ぐんせいそう)のサバクトビバッタは見た目が黒や黄が目立つ色に変化します。また孤独相(こどくそう)と比較すれば一目瞭然なのですが、羽は長く、後ろ脚は短くなる特徴があります。
これは、飛ぶのに適した姿形に変わっていると考えられています。

蝗害の影響は日本にも及ぶのか
①食物の単価が高くなる
これは世界中にある蝗害の中でもたった一例にすぎませんが、たった1日で3万5000人分の小麦やトウモロコシなどを食い尽くすとされています。
こうした影響として、私たちが普段から食べるものなどの需給バランスが崩壊をもたらすことになりますので、影響度合いが大きくなればなるほど、世界で流通する食物の供給価格は高騰する可能性があります。
②国内生産物が海外に買い占められる
例えば、中国では急激な人口増加によって慢性的な食糧不足が発生しているといわれています。2020年にもニュースになりましたが、日本のお米などは一部の中国人に買い占めされている事実が確認されており、世界の需給バランスが崩れた際には国内生産物も買い占めされてしまうリスクが考えられます。
また、最新情報としてサバクトビバッタによる蝗害は南アジアまで拡大しています。サバクトビバッタは集団行動して世界各国へ飛び回ることが予測されますので、日本への影響もゼロとは言い切れません。
紀元前の中国や古代エジプトでも「十の災い」に該当される蝗害を私たちはどう食い止めるか、その行く末は常にチェックしておきたいですね。

【参考】日本の食物輸入状況について
- 農作物:アメリカ20%、中国13%から輸入に頼っている
- 野菜:中国54%から輸入に頼っている
- 飼料穀物:アメリカ86%から輸入に頼っている など
蝗害の影響がアジア圏および中国などの生産大国へおよんだ場合、日本は甚大な被害を被る可能性が高いと予測されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事ではサバクトビバッタの現状と日本への影響について考えてみました。なたの危機感が少しでも高まるきっかけになれば嬉しいです。
- 蝗害は古来から続く天災
- 正体は集団行動を好む変異種
- 日本も影響を受ける可能性が高い
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
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