本記事を読んでわかること
- 仮想通貨とはどういうものなの?
- 今後の注目ポイントは?
- 仮想通貨の関連銘柄
ビットコイン投資が世界中で活況です。
個人投資家さんの中には、仮想通貨へ投資されている方も多くなりましたが、その代表格でもある「ビットコイン」は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
最近はビットコイン以外を総称して「アルトコイン」と呼び、それらへ投資を行う個人投資家さんも非常に増えています。それに伴って、企業側では仮想通貨取引所の事業へ参入する企業も増えてきました。
しかし、仮想通貨自体は日々の値動きが荒く、直接投資するのは怖いなと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、仮想通貨の恩恵を受けられる仮想通貨の関連銘柄にテーマを絞って紹介します。
それではいきましょう!
仮想通貨とはどういうものなの?

仮想通貨は法定通貨ではない!?
仮想通貨とは、法定通貨のような法的効果を持たず、インターネット上で取引される通貨のことです。電子データを用いることから、デジタル通貨とも呼ばれます。なお、金融商品取引法においては「暗号資産」と呼ばれています。(2019年5月より)
仮想通貨の代名詞といえば、ビットコインでしょう。ビットコインは仮想通貨市場の時価総額でおよそ7割を占めており、仮想通貨=ビットコインと捉えている方も多いのではないでしょうか。
ビットコイン以外の仮想通貨は「アルトコイン」と呼び、時価総額が大きい通貨としてはイーサリアムやリップル、ライトコインなどが挙げられます。なお、2021年時点では、全世界で1,500以上の仮想通貨があると言われています。
冒頭でも説明した通り、仮想通貨は法定通貨ではありません。しかし、ブロックチェーン技術によってセキュリティーが担保されていることで世界共通の通貨として利用することが出来ます。
ブロックチェーン技術とは…参加者の中に不正を働く者や正常に動作しない者がいたとしても正しい取引ができ、改ざんが非常に困難で、停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組みです。
(引用元:SoftBank WEBマガジンより)
仮想通貨のメリットについて
仮想通貨のメリット
- 個人間送金ができる
一般的な法定通貨の場合、多くの仲介業者を挟まなくてはいけません。それを仮想通貨なら個人間送金ができるようになります。 - 手数料が無料である
最大のメリットとも言える直接送金のしくみのおかげで、従来の手数料の概念を覆した決済を実現することができます。
- 世界の通貨が繋がる
国家間で通貨の単位が異なる問題もありませんので、仮想通貨を利用すれば、世界中で同じ通貨が利用できるというメリットがあります。
他にも仮想通貨は価格変動性があります。その為、通貨自体が投資対象になるケースも多く、仮想通貨専業の投資家が生まれました。

仮想通貨のデメリットについて
仮想通貨のデメリット
- 電波がないと取引できない
世界共通で取引できる代わりに電波が悪い地域では取引できない可能性があります。日本では山奥でも整備されているので、心配無用でしょう。 - ボラティリティが高い
仮想通貨は価格変動性があり、ボラティリティも高いです。 - 投資詐欺が非常に多い
数多くの投資商品が誕生している為、中には詐欺を働く業者も少なくありません。

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仮想通貨 関連銘柄 日本株一覧
それでは、仮想通貨の関連銘柄として注目が集まる企業を紹介します。
【日本株】仮想通貨 銘柄一覧表
証券コード | 企業名 | 一言コメント |
3696 | セレス | ビットコインの投げ銭サービス「CoinTip」を東大と共同開発した。 |
3769 | GMOペイメントゲートウェイ | ビットコインの決済システムを開発・提供しており、大手bitFlyerとも連携。 |
3774 | インターネットイニシアティブ | 仮想通貨取引所「DeCurret」運営 |
3807 | フィスコ | 自社発行の「フィスココイン」を開発し、きちりHD(3082)と暗号資産の決済で業務提携。 |
3825 | リミックスポイント | 仮想通貨取引所「BITPoint」を運営 |
3994 | マネーフォワード | 仮想通貨の損益通算ソフトと連携 |
4478 | freee(フリー) | 仮想通貨の損益ソフトと連携 |
4689 | Z ホールディングス | 仮想通貨取引所「Tao Tao」運営 |
4755 | 楽天グループ | 自社ポイントを仮想通貨運用に回すことが可能 |
4819 | デジタルガレージ | ブロックチェーン技術応用のCrypto Garage 運営 |
6098 | リクルートHD | 仮想通貨取引所「bitFlyer」や「BlockFi」に出資中。 |
7177 | GMOファイナンシャルHD | 仮想通貨取引所「GMO コイン」運営 |
8698 | マネックスグループ | 仮想通貨取引所の大手「Coincheck」を運営 |
仮想通貨市場は大手金融株が中心となっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。細かく見ればもっと銘柄数は豊富にありますが、時価総額が小さいと投資対象にならない方も多いと思いますので、知名度のある仮想取引所を運営している企業が良いのではないでしょうか。
おすすめの仮想通貨 関連銘柄3選
私がおすすめする関連銘柄は以下の通りです。
インターネットイニシアティブ【3774】
子会社が仮想通貨取引所「DeCurret」を運営していながらも、仮想通貨の値動きを受けにくいという特徴があります。例えば、マネックスグループ(8698)はビットコインの値動きに影響を受けやすく、昨今は値動きが荒くなっています。
11月5日(金)に第2四半期の決算発表がありますので、決算をきちんと確認してから動きましょう。ちなみに、既に発表されている第1四半期の決算では上期進捗率84.9%、通期進捗率は29.9%と過去と比較しても業績好調であることが窺えます。
デジタルガレージ【4819】
同社はフィンテック分野におけるブロックチェーン技術を活用した金融サービスを手がけるために東京短資(株)と合弁会社を立ち上げていますので、アッと言わせるサービスがリリースされた場合には株価にも好影響が出ることが期待されます。
マネーフォワード【3994】
最新の決算内容では広告効果もあり、ビジネス層の新規取り込みに成功していました。現在は赤字計上を継続していますが、高い成長が継続するシナリオが崩れない限りは株価も良い方向に向かっていくのではないでしょうか。



まとめ
仮想通貨の時価総額のうち、7割はビットコインが占めています。その為、仮想通貨=ビットコインと考えている方も少なくありません。仮想通貨はバブル期とも言われ、ビットコイン以外のアルトコインへの投資も盛んになってきました。
しかし、アルトコインは全世界で1,500以上もある為、投資初心者さんが気軽に投資するにはハードルが高いです。また、仮想通貨は投資詐欺も横行している事実があります。そのため、今回は初心者さんでもわかりやすい株式投資の観点から、仮想通貨の関連銘柄を紹介しました。
これからも関連銘柄なども取り上げていきますので、良ければお気に入り登録などしていただけますと幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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