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【上場2年目】ビジョナルのビジネスモデルとHRテックの将来性

BizReach(ビズリーチ)ビジョナル株式会社

ハイクラス人材の転職支援サービス「ビズリーチ」などを手掛けるビジョナルが4月22日、上場2年目を迎えます。

コロナ禍で人材の流動性が低下したとされる中でも、ビジョナルは思わずマネしたくなるようなCM(広告)を生かしてHRテック市場を牽引しています。

執筆当時の時価総額は3,000億円程度ですが、M&Aや物流領域などでのプラットフォームサービスを新規事業として始めるなど、中長期的にビジョナルの存在感は強くなっていくことでしょう。

本記事では、HRテックを中心とした高成長企業のビジョナル株式会社について書かせていただきます。ぜひ、最後までご覧ください。

本記事の内容まとめ

・ビジョナルの事業内容
・インタビューなどから読み取る将来性
・ビジョナルは高成長を維持できるのか

筆者紹介
テーマ型投資ブログ-バンビーノバンビーノ(@ChiL707)

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ビジョナルの基本情報と事業内容について

まずはビジョナル株式会社の基本情報を見ていきましょう。

企業概要

会社名ビジョナル株式会社(証券コード:4194)
事業内容人材支援サービス(HRテック)
所在位置東京都渋谷区渋谷2-15-1
設立日2009年
資本金164億円
代表取締役南 壮一郎

ビジョナル株式会社(4194)は人材支援サービス(HRテック)を手掛けるテクノロジー企業です(以下、ビジョナル)。企業ミッションには「新しい可能性を、次々と。」を掲げており、社会にインパクトを与え続けるような理念を持っています。

冒頭でも紹介しましたが、中核事業はハイクラス人材の転職支援サービス「ビズリーチ」売上高の約8割を占める稼ぎ頭となっています。

ビジョナルは2021年4月22日に現東証グロース(旧マザーズ)に上場を果たしたのですが、上場当初から想定時価総額が1,500億円を超える大型IPOとして注目を集めました。

ハイクラス人材の転職支援「ビズリーチ」

ハイクラス人材の転職支援「ビズリーチ」は「求められているのは即戦力」というキャッチコピーの通り、ハイクラス求人を取り扱っています。

ビズリーチが優れている点は、ダイレクトリクルーティングという新しい人材採用を取り入れていることにあるでしょう。

バンドッグ
バンドッグ
ダイレクトリクルーティングは、求める人材に企業が直接アプローチする採用方法だぞ。新しい採用トレンドを作り上げてきたことはビジョナルの功績だな。

一般的な就職活動は求職者が企業を見つけて応募するという流れですが、ダイレクトリクルーティングでは企業側が欲しい人材を見つけて、直接アプローチすることができます。

ビズリーチのビジネスモデルとは?

ビズリーチの特徴は求職者課金型であることでしょう。

これまでの人材支援サービスは、企業が採用費用を負担し求職者には費用の負担がかからない成果報酬型のビジネスモデルです。しかしながら、ハイクラス人材は求人情報を提供するのが難しく採用に苦戦することも少なくありません。

ビズリーチのサービス利用は「会員登録」が必要になりますが、有料化することで求職者からの月額利用料(サブスクリプション)が収益として得られるビジネスモデルとなっています。

人材業界ビジネスモデル一般的な転職サービスのビジネスモデル

・一般的な転職サービスは求人企業から収益獲得

・ビズリーチは求職者からも収益獲得

HRクラウド「HRMOS(ハーモス)」

HRMOS(ハーモス)採用(出典:HRMOS 人材管理HRテック 公式サイトより)

ビジョナルのHRテックをより大きなプラットフォームに押し上げるSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)事業として「HRMOS(ハーモス)」(以下、ハーモス)が軌道に乗っています。

ハーモスは採用管理や人材管理ツールとして、企業の人事部が採用中の候補者や入社後の社員管理を行うサービスです。2016年にサービス開始以来、クラウドサービスのサービス内容を順次拡張しています。

ちなみにハーモスは採用・勤怠など提供していますが、売上貢献度が非常に高いのは「HRMOS採用」となっているようです。

エコシステムの実現に向けて

HCMエコシステム(ビジョナル)(出典:HCM(人材資本管理) エコシステム構築 IR資料より)

ビジョナルは中核事業のビズリーチと採用管理のHRMOS採用を通じたエコシステム(連鎖的収益)の実現を目指します。

今後は給与なども含めたサービス展開を計画しており、HRテック領域に幅広く浸透するサービスとなる予定です。(IR資料など参考)

これからの日本は働き手不足の時代が来ると言われていますから、人材管理・人材評価の透明性など従業員管理するシステムを展開するHRテックは欠かせないと言えるでしょう。



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ビジョナルの将来は多角経営になる?

ビジョナルはこれまで説明した2つの事業を核とした企業です。

ビズリーチのビジョナルから脱却する

中核事業のビズリーチはマネしたくなるようなCMを大々的に流しており、企業名よりサービス名の認知度が拡大しています。

インタビュー記事で社長の南さんは「ビズリーチのビジョナル」として認知されており、今後は「ビジョナル」として認知してもらえるようにしたいと語っています。そのため、他サービスの事業拡大及び売上比率の改善が必要であるでしょう。

ビズリーチのビジョナルから脱却できるか、業績も踏まえて確認していきましょう。

事業成長のカギを握るのは?

中核事業のビズリーチ・ハーモスは堅調な成長を実現していますが、長期的にビジョナルは成長し続けることはできるのでしょうか?

そのカギは新規事業の創出にあるでしょう。

最近はサイバー攻撃に備える動きが見られることから、ITシステムの脆弱性管理クラウドサービス「yamory(ヤモリー)」をリリースさせるなど新規事業に力を入れています。ほかにも物流業界のマッチングを実現する「トラボックス(TRABOX)」など一般的な人材会社の枠を超えた新サービスを開始しています。

ビジョナルは長期的な成長実現のために新規事業の創出が欠かせないとIR資料で開示しており、スケール化が判断された事業には次々と資金を投入して多角的な経営を実現する予定です。

バンドッグ
バンドッグ
紹介した事業も大枠で見れば人材に関連する事業だな。持ち前のスピード感でほかの事業が成長しているかなどチェックしていこう。

強固なビジネス基盤の確立に向けて

ビジョナルの成長戦略(投資ブログ)(出典:ビジョナルの沿革 公式IRより抜粋)

ビジョナルは創業以来、中核事業「ビズリーチ」の高い成長に支えられて上場まで辿り着きました。しかし、最近は毎年新規事業を立ち上げ、より強固なビジネス基盤を確立する体制が整いつつあります。

2022年春時点の売上構成比はビズリーチがおよそ8割、ハーモス採用がそのほかの大部分を占めています。今後は事業の柱をより太く持つことに重点施策として、積極的な広告宣伝費用による利益圧迫は十分に可能性が考えられるでしょう。

もしあなたがビジョナルへ投資を考えているなら、最悪赤字になることもリスクとして考えておく必要があるかも知れません。しかし、中核事業のビズリーチはダイレクトリクルーティングのパイオニアとして、非常に強固なポジショニングを実現しています。

もしあなたが買い付け(注文)を検討している方であれば、どのシナリオが崩れたら売るというのは事前に決めておいたほうが良いかもしれませんね。

・「売り時」を考えて注文するようにしよう

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総括

いかがでしたでしょうか。

本記事はハイクラス人材の転職支援サービス「ビズリーチ」を手掛けるビジョナル株式会社(4194)について書かせていただきました。

高成長企業の株を買うときは「売り時」のシナリオを描いたうえで注文を入れるようにしましょう。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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バンビーノ
20代サラリーマン投資家。早期FIREすることを目標にブログ・SNSを運営中。20代で資産1,000万円到達しました!仕事依頼はお問合せまたはTwitter DMよりお願い致します。